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最近は色覚異常のことを色覚特性というらしい
ちょっと嬉しい。
以前から色覚特性を全く知らない人にそれを理解させることができるような文章を考えていたがなかなか明文化できない。
私たちがどのような色を見ているかを他の人に正しく伝えるのは難しい。

と思っていたところに
「眼は何を見ているか 視覚系の情報処理(著者池田光男 平凡社)」
という本の中で良い文章を見つけた。
以下抜粋

「ここに100人の人がいて、
みな同じ色の見方をしていることが、
たとえば等色実験などで確かめられたとしよう。
この場合はみなで色を見て、これを赤、これを黄、
これを緑と言おうと約束して、みながそれを守れば
そのうちのAさんがある物体を見てこれは赤だといっているときに、Aさんが知覚している色と、
他のBさんという人が同じ物体を見たときにBさんが知覚している色とは同じということになり、
かつBさんはそれを赤と表現するであろう。
ここでは赤という言葉はそのままに受け取れるのである。
このことは、100人全部について成立する。
しかしもし、100人のうちの4人が二色型色覚特性であるとすると
この人たちは数の上からではマイノリティの存在なので、
おそらく自分達の色言語を確立するチャンスはなく、
全体が使っている言葉を利用することになろう。
したがって社会が赤と呼ぶ物体を見ると、
やはりこの人たちも赤と表現するはずである。
しかし頭の中で知覚している色は他の96人と同じとは限らない。
つまり、その人の言語によって表現された色を、
そのまま知覚に結びつけることはできないのである」


ちなみにこの抜粋文の文字色の赤は、私には判別しがたい。
ではなぜ赤だと分かるのかというとそれはパレットの配置として
そこに赤があるべきであったから。
色が多少分からなくても
それ以外のあらゆる情報を元に色を推測することはできる。
例えば「信号機の一番右は赤色である」という知識があれば
たとえ赤色が分からなくても信号機の一番右が点灯していれば
「今信号は赤である」と理解することができる。
経験と知識によって大まかな色判別に関しては補うことができるのだ。



















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